前回はスイカづくりの一年をお話しましたが、
今回はもう少し“人”に焦点を当てて、
「スイカ農家として働くってどんな生活?」
「農業の現場って、実際どんな空気感?」
というところを、リアルにお届けしたいと思います✨
1. スイカ農家の「夏の一日」は、こんな感じ⏰
スイカの最盛期、真夏の1日はとにかく濃いです(笑)
◆ 朝4〜5時:まだ暗いうちにスタート🌅
夏は日が昇ると一気に気温が上がるので、
朝イチが勝負時間です。
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軽トラにコンテナを積んで畑へ
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畝の間を歩きながら、収穫適期の玉を選び、次々とカット✂️
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両手にスイカを1玉ずつ抱えてコンテナへ💦
このとき、
「これは贈答いけるな」
「これは直売所用にまわそう」
と、自然と頭の中で選別していきます。
朝の空気の中で見るスイカ畑は、
露に濡れた葉がきらきら光っていて、
本当にきれいなんです🌿✨
でも、のんびり眺めている余裕はあまりなく(笑)
黙々と収穫を進めていきます。
◆ 午前:選別・箱詰め・出荷準備🚚
収穫したスイカを、
農業倉庫や選果場に運び込み、ここからは**「仕分け&梱包の時間」**。
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大きさ・重さ・形でランク分け
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尾づるの状態や見た目のツヤもチェック👀
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贈答用は一玉ずつきれいに拭いて箱へ
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家庭用・お得用はまとめてコンテナへ
ここは、スピードと丁寧さの両立が求められます。
ラベルを貼り、伝票をつけ、
出荷先別にトラックへ積み込み。
トラックが出ていく瞬間は、
「今日も無事にお嫁に行ってくれよ〜」
という親心のような気持ちになります🚚💨
◆ 昼〜午後:畑の見回り・管理・翌日の準備🌞
日中は暑さのピーク。
とはいえ、手を止めるわけにはいきません。
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まだ収穫していない畑の状態チェック
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玉の太り具合、ツルの状態、病気の有無を確認
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必要なら、かん水・追肥・防除などの作業
少し時間に余裕ができれば、
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機械のメンテナンス
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出荷記録・売上の管理
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SNSでの発信や、直売所のお客様対応
など、“経営者モード”の仕事も入ってきます💻
◆ 夕方:翌日の段取り&ちょっと一息🌇
日が傾いて少し涼しくなったら、
翌日に収穫する畑やコンテナの数を決めます。
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「明日は市場向けを多めに」
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「週末に向けて直売所用を増やそう」
など、出荷先の動きも見ながら計画を立てるのは、
農家であり経営者でもある部分です。
仕事が全部終わって家に戻り、
冷えたスイカを一切れ食べる時間は、
もう最高のご褒美です🍉😆
2. 「きつそう」「休みなさそう」…それでも続ける理由は?🤔
よく言われるのが、
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体力的にきつそう
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暑さがえげつなさそう
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休みが少なそう
というイメージ。
正直、全部ちょっと正解です(笑)
でも、それ以上に大きいのが👇
「自分の手で作ったものが、
まっすぐに“おいしい笑顔”につながる実感」
です。
◆ 「今年もここのスイカが食べたくて」その一言で救われる😊
直売所やSNSで、
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「去年のスイカがとてもおいしくて、今年も来ました!」
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「子どもが、他のスイカは食べないのに、ここのは喜んで食べるんです」
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「実家へのお中元は、毎年ここのスイカって決めてます」
そんな声をいただく瞬間、
「あぁ、やっててよかったなぁ…」
と心から思えます。
◆ 自然相手だからこそ、毎年“同じ”にならないおもしろさ🌦️
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雨が多い年
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日照が少ない年
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猛暑の年
同じタネ・同じ畑でも、
**毎年条件が違うからこそ、毎年“新しい挑戦”**です。
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肥料のタイミングを少し変えてみる
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品種を一部入れ替えてみる
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ハウス栽培と露地栽培を組み合わせてみる
そうやって、
「今年のベスト」を探すのが、スイカ農家の醍醐味でもあります🍉💡
3. スイカ農家で働く人たちって、どんな人?👨🌾👩🌾
うちの農園にも、
家族のほかに、パートさん・研修生・短期アルバイトさんなど、
いろいろな人が関わってくれています。
◆ 共通しているのは「明るくて、体を動かすのが嫌いじゃない」こと😊
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畑でワイワイしゃべりながら収穫するのが楽しい人
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同じ作業をコツコツ続けるのが苦にならない人
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汗をかいて、ヘトヘトになって、
夜ご飯がおいしいタイプの人(笑)
そんな人には、
スイカ農家の仕事はけっこうハマると思います。
◆ 未経験でもOK。大事なのは「やってみたい」の気持ち🌱
最初は、
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スイカの見分け方も分からない
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ナイフの使い方もぎこちない
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玉を持ち上げるのも一苦労
そんなところからのスタートで大丈夫です。
少しずつ慣れてくると、
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「あ、この子(スイカ)、たぶん甘いな」
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「この畝は肥料がちょっと効きすぎたかな」
なんてことまで分かるようになってきて、
農業の世界がどんどんおもしろくなってきます✨
4. スイカ農家になって気づいた、“働き方”としての良さ💼
◆ 季節ごとにリズムがはっきりしている
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夏:とにかく全力疾走🏃♂️
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春・秋:準備や片付け、次の計画
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冬:勉強・機械整備・販路開拓・家族時間⛄
一年中ずっと同じテンションで忙しいわけではなく、
「走る季節」と「整える季節」がはっきりしているのが農業の特徴です。
◆ 自分の工夫がダイレクトに返ってくる
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品種を変えた
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肥料のやり方を変えた
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SNSで発信してみた
こうした工夫が、
「今年のスイカ、格段においしくなったね!」
「注文が増えた!」
という形で“目に見える結果”として返ってくるのは、
本当にやりがいがあります📈
5. これからのスイカ農家は、“もっとオープン”になっていきたい🍉🌈
私たちは、スイカを作って出荷するだけではなく、
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収穫体験
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スイカ割りイベント
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農園見学ツアー
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学校との食育コラボ授業
など、**「スイカを通して人とつながる場」**をもっと増やしていきたいと思っています。
◆ スイカは、世代を越えて楽しめる“コミュニケーションフード”😄
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子どもはスイカ割りで大はしゃぎ🙌
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大人は冷えたスイカに塩をふって一杯🍺
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おじいちゃんおばあちゃんは「昔は川で冷やしてなぁ」と思い出話
一玉のスイカを囲むだけで、
いろんな世代の会話が自然に生まれます。
そんな時間を、
生産者として、もう一歩近くで一緒に楽しめたらいいなと思っています😊
6. 最後に:この夏、スイカを食べるときにちょっとだけ思い出してほしいこと🍉💬
ここまで読んでくださってありがとうございます✨
スイカ農家の一日や、
仕事のやりがい・おもしろさを、少しでも感じていただけたでしょうか?
この夏、もしスイカを切るタイミングがあったら、
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ツルが伸びていた畑の景色
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早朝からの収穫作業
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選別・箱詰めをしている人たち
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トラックで運ばれていく様子
そんな“スイカの旅路”を、
ちょっとだけ思い浮かべてもらえたら嬉しいです😊
そして、もし
「いつか農業の仕事をしてみたい」
「子どもに収穫体験をさせてみたい」
そんな気持ちがほんの少しでも芽生えたら、
それもまた、スイカ農家としては最高の喜びです🌱
スイカで、夏をもっと楽しく。
スイカで、人と人がもっとつながる。
そんな未来を目指して、
今日も畑で一玉一玉と向き合っています🍉✨

