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月別アーカイブ: 2025年11月

サイカの農園日誌~“夏は戦場、でも最高に楽しい”~

皆さんこんにちは

株式会社C.サイカの更新担当の中西です。

 

~“夏は戦場、でも最高に楽しい”~

 

前回はスイカづくりの一年をお話しましたが、
今回はもう少し“人”に焦点を当てて、

「スイカ農家として働くってどんな生活?」
「農業の現場って、実際どんな空気感?」

というところを、リアルにお届けしたいと思います✨


1. スイカ農家の「夏の一日」は、こんな感じ⏰

スイカの最盛期、真夏の1日はとにかく濃いです(笑)

◆ 朝4〜5時:まだ暗いうちにスタート🌅

夏は日が昇ると一気に気温が上がるので、
朝イチが勝負時間です。

  • 軽トラにコンテナを積んで畑へ

  • 畝の間を歩きながら、収穫適期の玉を選び、次々とカット✂️

  • 両手にスイカを1玉ずつ抱えてコンテナへ💦

このとき、

「これは贈答いけるな」
「これは直売所用にまわそう」

と、自然と頭の中で選別していきます。

朝の空気の中で見るスイカ畑は、
露に濡れた葉がきらきら光っていて、
本当にきれいなんです🌿✨

でも、のんびり眺めている余裕はあまりなく(笑)
黙々と収穫を進めていきます。

◆ 午前:選別・箱詰め・出荷準備🚚

収穫したスイカを、
農業倉庫や選果場に運び込み、ここからは**「仕分け&梱包の時間」**。

  • 大きさ・重さ・形でランク分け

  • 尾づるの状態や見た目のツヤもチェック👀

  • 贈答用は一玉ずつきれいに拭いて箱へ

  • 家庭用・お得用はまとめてコンテナへ

ここは、スピードと丁寧さの両立が求められます。

ラベルを貼り、伝票をつけ、
出荷先別にトラックへ積み込み。

トラックが出ていく瞬間は、

「今日も無事にお嫁に行ってくれよ〜」

という親心のような気持ちになります🚚💨

◆ 昼〜午後:畑の見回り・管理・翌日の準備🌞

日中は暑さのピーク。
とはいえ、手を止めるわけにはいきません。

  • まだ収穫していない畑の状態チェック

  • 玉の太り具合、ツルの状態、病気の有無を確認

  • 必要なら、かん水・追肥・防除などの作業

少し時間に余裕ができれば、

  • 機械のメンテナンス

  • 出荷記録・売上の管理

  • SNSでの発信や、直売所のお客様対応

など、“経営者モード”の仕事も入ってきます💻

◆ 夕方:翌日の段取り&ちょっと一息🌇

日が傾いて少し涼しくなったら、
翌日に収穫する畑やコンテナの数を決めます。

  • 「明日は市場向けを多めに」

  • 「週末に向けて直売所用を増やそう」

など、出荷先の動きも見ながら計画を立てるのは、
農家であり経営者でもある部分です。

仕事が全部終わって家に戻り、
冷えたスイカを一切れ食べる時間は、
もう最高のご褒美です🍉😆


2. 「きつそう」「休みなさそう」…それでも続ける理由は?🤔

よく言われるのが、

  • 体力的にきつそう

  • 暑さがえげつなさそう

  • 休みが少なそう

というイメージ。
正直、全部ちょっと正解です(笑)

でも、それ以上に大きいのが👇

「自分の手で作ったものが、
まっすぐに“おいしい笑顔”につながる実感」

です。

◆ 「今年もここのスイカが食べたくて」その一言で救われる😊

直売所やSNSで、

  • 「去年のスイカがとてもおいしくて、今年も来ました!」

  • 「子どもが、他のスイカは食べないのに、ここのは喜んで食べるんです」

  • 「実家へのお中元は、毎年ここのスイカって決めてます」

そんな声をいただく瞬間、

「あぁ、やっててよかったなぁ…」

と心から思えます。

◆ 自然相手だからこそ、毎年“同じ”にならないおもしろさ🌦️

  • 雨が多い年

  • 日照が少ない年

  • 猛暑の年

同じタネ・同じ畑でも、
**毎年条件が違うからこそ、毎年“新しい挑戦”**です。

  • 肥料のタイミングを少し変えてみる

  • 品種を一部入れ替えてみる

  • ハウス栽培と露地栽培を組み合わせてみる

そうやって、
「今年のベスト」を探すのが、スイカ農家の醍醐味でもあります🍉💡


3. スイカ農家で働く人たちって、どんな人?👨‍🌾👩‍🌾

うちの農園にも、
家族のほかに、パートさん・研修生・短期アルバイトさんなど、
いろいろな人が関わってくれています。

◆ 共通しているのは「明るくて、体を動かすのが嫌いじゃない」こと😊

  • 畑でワイワイしゃべりながら収穫するのが楽しい人

  • 同じ作業をコツコツ続けるのが苦にならない人

  • 汗をかいて、ヘトヘトになって、
    夜ご飯がおいしいタイプの人(笑)

そんな人には、
スイカ農家の仕事はけっこうハマると思います。

◆ 未経験でもOK。大事なのは「やってみたい」の気持ち🌱

最初は、

  • スイカの見分け方も分からない

  • ナイフの使い方もぎこちない

  • 玉を持ち上げるのも一苦労

そんなところからのスタートで大丈夫です。

少しずつ慣れてくると、

  • 「あ、この子(スイカ)、たぶん甘いな」

  • 「この畝は肥料がちょっと効きすぎたかな」

なんてことまで分かるようになってきて、
農業の世界がどんどんおもしろくなってきます✨


4. スイカ農家になって気づいた、“働き方”としての良さ💼

◆ 季節ごとにリズムがはっきりしている

  • 夏:とにかく全力疾走🏃‍♂️

  • 春・秋:準備や片付け、次の計画

  • 冬:勉強・機械整備・販路開拓・家族時間⛄

一年中ずっと同じテンションで忙しいわけではなく、
「走る季節」と「整える季節」がはっきりしているのが農業の特徴です。

◆ 自分の工夫がダイレクトに返ってくる

  • 品種を変えた

  • 肥料のやり方を変えた

  • SNSで発信してみた

こうした工夫が、

「今年のスイカ、格段においしくなったね!」
「注文が増えた!」

という形で“目に見える結果”として返ってくるのは、
本当にやりがいがあります📈


5. これからのスイカ農家は、“もっとオープン”になっていきたい🍉🌈

私たちは、スイカを作って出荷するだけではなく、

  • 収穫体験

  • スイカ割りイベント

  • 農園見学ツアー

  • 学校との食育コラボ授業

など、**「スイカを通して人とつながる場」**をもっと増やしていきたいと思っています。

◆ スイカは、世代を越えて楽しめる“コミュニケーションフード”😄

  • 子どもはスイカ割りで大はしゃぎ🙌

  • 大人は冷えたスイカに塩をふって一杯🍺

  • おじいちゃんおばあちゃんは「昔は川で冷やしてなぁ」と思い出話

一玉のスイカを囲むだけで、
いろんな世代の会話が自然に生まれます。

そんな時間を、
生産者として、もう一歩近くで一緒に楽しめたらいいなと思っています😊


6. 最後に:この夏、スイカを食べるときにちょっとだけ思い出してほしいこと🍉💬

ここまで読んでくださってありがとうございます✨

スイカ農家の一日や、
仕事のやりがい・おもしろさを、少しでも感じていただけたでしょうか?

この夏、もしスイカを切るタイミングがあったら、

  • ツルが伸びていた畑の景色

  • 早朝からの収穫作業

  • 選別・箱詰めをしている人たち

  • トラックで運ばれていく様子

そんな“スイカの旅路”を、
ちょっとだけ思い浮かべてもらえたら嬉しいです😊

そして、もし

「いつか農業の仕事をしてみたい」
「子どもに収穫体験をさせてみたい」

そんな気持ちがほんの少しでも芽生えたら、
それもまた、スイカ農家としては最高の喜びです🌱

スイカで、夏をもっと楽しく。
スイカで、人と人がもっとつながる。

そんな未来を目指して、
今日も畑で一玉一玉と向き合っています🍉✨

 

 

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サイカの農園日誌~“夏のデザート”じゃない!?~

皆さんこんにちは

株式会社C.サイカの更新担当の中西です。

 

~“夏のデザート”じゃない!?~

 

スーパーにずらっと並んだスイカを見て、
「夏といえばコレだよな〜!」と思ってくださる方も多いと思います。

でも、農家側から見るとスイカは

「一年かけて準備して、ようやく勝負できる作物」

なんです。

今回は、スイカ1玉が皆さんの手元に届くまでの一年の流れと、
その裏側にある私たち農家の想いを、少し深くお話してみます✨


1. スイカ農家の一年は、夏が終わった瞬間からまた始まる♻️

スイカといえば真夏のイメージですが、
農家の仕事は夏だけではありません。

◆ 収穫後すぐに「来年の準備」がスタート

夏の収穫が終わった畑には、
ツルや葉、根の残骸がたくさん残っています。

ここで大切なのが「後片付け」と「土づくり」

  • ツルや残渣をきちんとすき込み、病気の原因を残さない

  • 堆肥や有機質肥料を入れて、土に“ごはん”をあげる

  • pHや栄養バランスをチェックして、次の作付けに備える

土は、一年で急に良くなったり悪くなったりするものではありません。
**毎年少しずつ“育てていくもの”**なんです

「今年のスイカの味はどうだったか?」
「甘さやシャリ感に満足できたか?」

その答えを、次のシーズンの土づくりにちゃんと反映させていきます。


2. タネまき〜苗づくりは“繊細な赤ちゃん育て”

スイカは、いきなり畑にタネをばらまくわけではなく、
まずはハウスや育苗トレーで苗づくりから始まります。

◆ タネをまく日を決めるのは「逆算のプロ」

  • いつから出荷を始めたいか

  • どの時期に一番おいしいピークを合わせたいか

  • 気候の傾向(年によって暖冬・冷夏など)

ここから逆算して、

「タネまきはこの週、定植はこのタイミング…」

と決めていきます。

スイカは「気温」と「日照時間」に敏感な作物。
タネまきの数日違いが、収穫時期や出来栄えに大きく影響することもあるので、
この段階からすでに“勝負”は始まっています

◆ 発芽〜苗管理は、とにかく目が離せない

タネをまき、水をあげ、
数日後にふっくらと芽が出てくる瞬間は何度見ても感動です✨

でも、そこからが本番。

  • 日差しが強すぎないか

  • 夜の冷え込みで弱っていないか

  • 水をやりすぎて根腐れしていないか

毎日、葉の色や伸び具合を見ながら、
「植物と会話する」ような気持ちで管理していきます

苗がひょろひょろしていると、
あとで風に倒されやすくなったり、
実をつける力が弱くなったりします。

苗づくりの時点で、

「この子たちはいいスイカをつけてくれそうだな」

という感覚が、だいたい分かるようになってくるんです


3. 定植(畑に植え付け)からが、“自然とのガチ勝負”️

しっかりした苗に育ったら、いよいよ畑へ。
ここからは、天気とのにらめっこが続きます。

◆ 植える日は「天気予報と相談」

  • 風が強い日は苗が痛みやすい

  • 急な冷え込みが来ると、根がなじむ前に弱る

  • 雨続きの前後は、土が締まりすぎて根張りが悪くなる

そんなリスクを考えながら、
「今日しかない!」というタイミングを選んで植え付けます

一列ずつ、一本一本、

  • 根鉢(ねばち)の崩れ具合

  • 深さ・向き

  • 周りの土との密着

を確かめながら植えていく作業は、
地味だけどものすごく大事な工程です。

◆ ツルが伸び始めると、畑が一気に“スイカ畑”になる

定植からしばらくすると、

  • ツルがぐんぐん伸びて

  • 葉が一面に広がり

  • 畑が緑のじゅうたんのようになります

この景色は、何回見てもワクワクします

でも、その裏では

  • 雑草との戦い

  • 病気(つる割れ病など)の予防

  • 土の乾き具合を見ながらのかん水(水やり)

など、細かい管理が続いています。


4. 受粉・玉つくりは「スイカづくりの心臓部」

スイカづくりの中で、
特に神経を使うのが**「受粉」と「玉数の調整」**です。

◆ 花が咲いた瞬間から、時計が動き始める⏰

スイカには、雄花と雌花があります。
雌花の根元には、ちっちゃなスイカの赤ちゃんのようなふくらみがついています

  • 自然のミツバチなどに任せる方法

  • 農家が一つ一つ手で受粉する方法

いろいろありますが、どちらにしても
**「このタイミングでしっかり受粉してもらう」**ことが大事。

受粉がうまくいかなければ、
いびつな形になったり、途中で落ちてしまったりします。

◆ 玉数の調整=「どの子に全力で栄養を送るか」問題

ツルが元気だと、たくさん実をつけようとしますが、
全部を育てると一玉一玉が小さくなったり、甘さが乗りにくくなります。

そこで私たちは、

  • ツルの太さ・葉の枚数・株の勢い

  • 受粉したタイミング

を見ながら、

「この株では何玉まで育てるか」
「この玉を残して、この玉は小さいうちに落とすか」

を決めていきます。

これは本当に悩ましい作業ですが、
**“残した玉を最高においしくするための決断”**でもあります✨


5. 甘さとシャリ感は“水と光とタイミング”で決まる

スイカといえば、
やっぱり**「甘さ」と「シャリシャリ感」**ですよね

この二つを決めているのは、

  • 日照(光)

  • 水分

  • 土の栄養

  • 収穫のタイミング

のバランスです。

◆ 水は「やりすぎてもダメ、足りなくてもダメ」

  • 玉が太る時期はある程度水が必要

  • でも、収穫前に水をやりすぎると味がぼやける

という難しさがあります。

特に、
収穫前の数日の天候で味が変わることもあるくらい繊細です。

「今週は雨がちだから、水は控えよう」
「日差しが強くて乾きすぎているから、夕方に少しだけかけよう」

こんな判断を、毎日空と畑を見ながら決めていきます

◆ 収穫のタイミングは、“カレンダー+勘+経験値”

スイカは、

  • 受粉した日

  • その後の積算温度

などから「だいたい〇日後くらいが収穫適期」と目安があります。

でも実際には、

  • 玉の大きさ

  • ツルの色・巻きひげの枯れ具合

  • 叩いたときの音(コンコン or ポンポン)

などを総合して、

「今日が一番おいしいはずだ」

という日を選んで収穫します✂️

ここは数字だけでは決めきれない、
農家の“勘”と“経験”が一番問われるところです。


6. 収穫〜出荷は、時間との勝負⏱️

収穫期の畑は、まさに戦場です(笑)

  • 朝早くからひたすら収穫

  • 軽トラやコンテナに積み込み

  • 選別・箱詰め

  • 出荷トラックに積み込み

一連の流れを、
スイカが傷まないうちに、スピーディーに行う必要があります。

◆ 一玉一玉「顔」を見ながら選別します

  • 外観(形・色・傷の有無)

  • 重さ

  • ツルの付き方

などをチェックしながら、
出荷先(市場・直売所・贈答用・家庭用)別に選別します。

最高の出来の子は「お中元・贈答用」へ
形に少し個性がある子は「お得用」「家庭用」として出すこともあります。

どの子にも、それぞれ活躍の場を用意してあげたいというのが、農家の本音です


7. スイカ農家から伝えたい「おいしい食べ方と保存のコツ」

せっかくなので、農家目線の小ネタも少し。

◆ 食べる少し前に“冷やす”のがポイント❄️

スイカは、
あまりキンキンに冷やしすぎると甘さを感じにくくなります。

  • 丸ごとの場合 → 食べる2〜3時間前に冷蔵庫へ

  • カットした場合 → ラップ or 密閉容器に入れて冷蔵庫へ

「キンキン手前のひんやり」が、実は一番甘さを感じやすいです

◆ 塩をひとつまみ?実は理にかなってます

「スイカに塩」は賛否ありますが(笑)
塩を少しだけふると、味のコントラストで甘さを強く感じられるんです。

  • ほんのひとつまみ

  • かけすぎるとしょっぱくなるので注意

お好みですが、
「ちょっと試してみようかな」という方はぜひ


8. まとめ:1玉のスイカに、“一年分のドラマ”が詰まっています

ここまで読んでいただきありがとうございます✨

  • 土づくり

  • 苗づくり

  • 定植

  • ツル・葉の管理

  • 受粉・玉つくり

  • 水と光のバランス

  • 収穫・選別・出荷

スイカ1玉が食卓にのぼるまでには、
本当にたくさんの工程と、
農家の“ドキドキ・ワクワク・ハラハラ”が詰まっています。

「今年のスイカ、おいしいね!」
「ここのスイカじゃないとダメなんだよね」

そんな一言が、
夏の疲れた体も心も、全部報われるような気持ちにしてくれます

この夏、もしスイカを食べる機会があったら、
ふと「どんな畑から来たんだろう?」と想像してもらえたら嬉しいです。

そしていつか、
「スイカ狩り」や「農園見学」にも遊びに来てくださいね✨
畑で食べるもぎたてスイカの味は、きっと忘れられない思い出になりますよ

 

 

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